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心落ち着く薪ストーブや家庭菜園ができる広い庭 自然を身近に感じる、杉の家

「木の家で自然を身近に感じられる暮らしを送りたい」と願ったＫさんの住まいは、壁は薩摩中霧島の塗り壁。床や天井はすべて杉材という自然素材の気持ちいい空間が広がる。建具も杉で造作され、キッチンも木製のオーダーメード、浴室や洗面も木づくりと、どこまでも木にこだわった住まいには、時間がゆっくり流れるような穏やかさがある。リビングから外を見ると、ウッドデッキの向こうに広がる広い庭。念願だった家庭菜園が思う存分堪能できるよう、敷地の南側に十分なスペースが確保されている。リビングに置かれた薪ストーブもＫさんが是非にと考えられていたもの。「仕事から帰って、ストーブの前で寝転んでいる時が最良の時間」と言われるお気に入りだ。料理の得意な奥様は、このストーブでピザを焼くなど、ご夫婦の暮らしに安らぎを与えるアイテムとして欠かせないものになっているようだ。ストーブの上部は吹抜けになっており、１・２階への採光と共に、煙突を通すことで２階へも熱が伝わり、住まい全体が暖かい空気に包まれていた。